布の厚さと種類
子どもが使うし、ヒンパンに洗濯する物なので、出来るだけ丈夫な方がいいですよね。
袋物を縫う場合、オックスフォードやツイルと呼ばれている生地の厚さ(中厚地)がちょうどいいと思います。
少し薄手のブロード、シーチング(パッチワークによく使われます)でも大丈夫なんですが、毎日のように洗うとなると、少しでも丈夫な布の方がいいのではないかと。いわゆるキャラクター布はオックスフォードが使われていることが多いようなので、お店で迷った時にはコレを触って厚さをチェック!(^^)
ツイルは厚さはちょうどいいのですが、綾織という織り方(
斜めに織り柄のスジが入ります・ジーンズの布と同じ織り方)で布目が曲がりやすいんです。極端な言い方をすれば、布目のとおりにまっすぐ切っても布は菱形になるんですね。だから避けた方が無難かな~と思います。(作る物が小さいのであまり気にしなくてもいいんですが)
と、書いてはいますが、うちの子達に作った袋物はこの理想の布選びから見事に外れてます(^^;一番上の子にはツイル、下の子にはブロードの布で巾着を作っているのです・・・。
まあ、極端にごわごわ分厚いのとか、透けて見えそうなほど薄い布じゃなければ大丈夫ですよ!(いい加減すいません…^^;)
キルティング布のこと
上靴入れやお着替え入れなどの巾着袋をキルティングで作っているケースも多いようですが、ちょっと厚手の布ならキルティングじゃなくて充分だと思います。
キルティングの布は、分厚いので縫うのも普通より大変だし、巾着にした時、紐で閉じる部分がかさばって閉めにくいんですね。
キルティングしている分、金額も高いし・・・。(同柄のキャラクター布の場合、1m1260円の布がキルティング仕様では1985円になってます。)
それに私が子どもの頃、何度も洗っているうちにキルト糸がほつれてきて、 ひらひらしてくるのが、何だかみすぼらしい感じがしてイヤだったんですよ…。
(と言うことは、うちの母はキルティングで作ってったってことですが^^;)
丈夫にしたいのならば、底の部分だけ二重にするのはどうでしょうか?(私はいつもこの方法です。) 多少引きずって帰ってきても、これならすぐに穴が開くことはないようです。
特に男の子の場合、巾着をズルズルと引きずったり、ブンブン振り回して遊びながら帰る子が大勢いるようなので・・・(苦笑)
キルティングが向いているのは、絵本カバンなどの手提げカバンを作るとき!一重でしっかりした形になるのでオススメです(^^)
逆にいえば、普通の布でも裏布を付けたり、接着芯を張りつけたりで対応できますよ。
すべて私の個人的な意見です。 「間違ってない?」「うちの子はこうだったよ~」などのご意見を BBSに書き込んでくださいね
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